文学座
1937年、岸田國士、久保田万太郎、岩田豊雄によって結成された新劇団。
「……真に魅力ある現代人の演劇をつくりたい。」
「現代人の生活感情にもっとも密接な演劇の魅力を創造しよう」
この創立理念をもとに、森本薫、三島由紀夫、福田恆存、宮本研など日本を代表する劇作家をはじめ、シェイクスピア、チェーホフ、テネシー・ウィリアムズなど海外の作品を時代に即応した視点から上演し、『女の一生』『華岡青洲の妻』『欲望という名の電車』など演劇史に残る数々の名作を生み出してきました。なかでも1945年初演の『女の一生』は、故・杉村春子の代表作として上演され続けました。
近年は平田オリザ、なかにし礼、鄭義信、マキノノゾミ、中島淳彦といった現代作家の書き下ろしから、古典、現代劇まで幅広く海外翻訳劇も取り上げ、新宿信濃町を拠点に活発な演劇活動を続けています。
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