一般財団法人 宮城道雄記念館

名曲《春の海》の作曲家として知られる宮城道雄は、8歳で失明の宣告を受けて以後、自らの道を箏曲に定め、やがて西洋音楽の要素を邦楽に導入することによって、新しい音楽世界を開拓し続けました。彼の後世への影響は大きく、現在、「現代邦楽の父」とも称されています。また、八十絃など楽器の開発と改良を行う一方、優れた演奏家として、さらには感性豊かな随筆家としても人々を魅了するなど、多方面にわたって活躍しました。
当記念館は、この宮城道雄の偉業を顕彰すると同時に、日本音楽の発展に寄与するため、昭和53年(1978)12月6日に開設された、日本で最初の音楽家の記念館です。宮城道雄が晩年まで住んだ敷地に建設された当館には数々の遺品のほか、生前書斎として使われていた離れ「検校の間」(国登録有形文化財)も保存されており、ありし日を偲ぶことができます。

郵便番号
162-0835
住所
東京都新宿区中町35
TEL/FAX
03-3269-0208/03-3260-0720
e-mail
myg-kinenkan01ml@miyagikai.gr.jp
URL(日本語)
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アクセス
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