7/26 humunus WS『織りなし機構—音声-身体表現と環境の物質的配置』
- 開催エリア
- 大久保・高田馬場・早稲田ヴィレッジ
- ジャンル
- 演劇

【概要】
私たちhumunusは、地理学的な観点から、人間と非人間の活動の重なりの布置にドラマを見出し、それを音声-身体表現の新たな方法の探求を通して作品化しています。
私たちが注目するのは、音声/聴取(身体)と環境の関係です。
私たちはまず、音声生成と聴取のプロセスを「意味と物質の緊張関係が揺れ動く場」と捉えています。音声は、言葉-意味の運び手であるだけでなく、その人の身体の物質的配置(運動、かたち、肌理、出来事)を聴き手に伝達します。この二重性をもつ織物であるといえます。
しかし、音声は発した個人に必ずしも還元できないものです。聴き手がどのような環境下で、どのような態勢で聴くのか、あるいはメディアの媒介性や聴き手の過去の経験や認識、文化的習慣などにも依存し、聞こえや解釈は変化するからです。音声は、発声する者と聴く者の身体が、共に環境や非人間的なものを含む様々な作用と絡れながら重なり合うところに現象するもの、として考えてみたいと思います。
私たちは音声表現を、身体(知覚)と環境の作用関係に注目し、観察するところからはじめます。今回、劇場である「早稲田小劇場どらま館」を、「環境」という側面から観察し、音響的で物質的な生態系として捉え直す試みを行います。
私たちはまず「聴くこと」からはじめなければなりません。そこから演劇やダンスをまたぐ音声-身体表現の可能性を探求していきます。
【WSについて】
私たちは音声に何を聴いているのか。そして環境とどう関係しているのか。まずは自身の身体で起きていることを観察しながら知覚の解像度をあげていき、環境の観察へ向かいます。そして、環境音を音声で模倣するアプローチ、あるいは特定の身体部位や体勢を意識しながらテキストの発話を行うなど、幾つかの方法を行う予定です。そこで何が現象してくるのか。参加者の皆さんと共に、声と体、全身を使って考えたいと思います。
【用意するもの】
動きやすい服装、筆記用具
【参加定員】
10名程度(参加とは別に見学も可)
【対象】
演劇やダンスを含めたパフォーミングアーツに興味のある方やその実践者
- 開催日程
- 2027/7/26(土)
- 開催時間
- 13:00~19:00
- 会場名
- 早稲田小劇場どらま館
- 住所
- 東京都新宿区戸塚町1-101-3
- イベントURL
- https://www.waseda.jp/culture/dramakan/news/8280
- 出演者
- 小山薫子、キヨスヨネスク 演劇ユニットhumunus
- 料金
- カンパ制
- 申し込み方法
- https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScizUC7i_sfHhSeG51c7nWTSbBhMDfinGRt3yi4oyzUp_8v-A/viewform
- チケット取り扱い
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- アクセス
- 東京メトロ東西線「早稲田」駅から徒歩5分、都営バス「馬場下町」バス停より徒歩2分、都電荒川線「早稲田」駅から徒歩8分
- お問い合わせ
-
humunus
☎ humunus.official@gmail.com
https://humunusofficial.wixsite.com/humunus-site - バリアフリー
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- 多言語対応
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- 登録団体
- 早稲田小劇場どらま館