【特集展示】北川民次、内間安瑆、内間俊子―アメリカへ、メキシコへ渡った美術家たち
- 開催エリア
- 大久保・高田馬場・早稲田ヴィレッジ
- ジャンル
- 美術

内間安瑆《浜辺のうた》1959年、木版・紙
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内間俊子《ノクターン》1967年、木版・紙
本特集展示では、アメリカとメキシコに渡り活躍した北川民次(1894-1989)と内間安瑆(1921-2000)、内間俊子(1918-2000)の3人の日本の美術家を取り上げます。早稲田大学予科を中退して1914年に渡米した北川はニューヨークで絵画の基礎を学んだ後、1920年代前半にメキシコに向かいます。同地で壁画運動をはじめとした同時代の美術や民衆芸術を吸収して独自の絵画表現を確立し、1936年に帰国、二科会を中心に創作活動を展開してゆきました。一方、アメリカの日系移民の二世で本学で建築を学ぶために来日した安瑆と、小磯良平に師事するなど絵画技法を習得した俊子は、それぞれ第二次世界大戦後の早い時期に東京と神戸で美術家としての活動を開始します。1954年に結婚した2人は1959年に渡米、1960年以降はニューヨークを拠点に版画家として、また立体作家としてさらなる飛躍を遂げました。
3人の経歴はこのように異なりますが、海外への渡航が決して簡単ではなかった時期に果敢にも海を渡り、海外での経験を糧に作家としての自己を確立した点が3人に共通しているといえます。今回の特集展示では、彼らの創作の成果である作品を展覧するとともに、制作上の発展における海外との交流の意義についても考えてみることとします。
- 開催日程
- 2025年5月12日(月)~2025年7月15日(火)
休館日:毎週水曜日(5月14日・21日は開館)
詳細はHPをご覧ください。 - 開催時間
- 10:00-17:00
- 会場名
- 早稲田大学會津八一記念博物館 1階 近代美術展示室
- 住所
- 新宿区西早稲田1-6-1 早稲田キャンパス 2号館
- イベントURL
- https://www.waseda.jp/culture/aizu-museum/news/2025/04/01/8164/
- 出演者
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- 料金
- 無料
- 申し込み方法
- 申込不要
- チケット取り扱い
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- アクセス
- 早稲田駅 徒歩5分
- お問い合わせ
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早稲田大学會津八一記念博物館
☎ 03-5286-3835
https://www.waseda.jp/culture/aizu-museum/ - バリアフリー
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- 多言語対応
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- 登録団体
- 早稲田大学會津八一記念博物館