築地小劇場100年―エンパクコレクションから辿る新劇の歴史― 早稲田大学演劇博物館 2024年度秋季企画展
- 開催エリア
- 大久保・高田馬場・早稲田ヴィレッジ
- ジャンル
- 演劇 ミュージアム
築地小劇場第1回公演ポスター
新劇とは、日本の近代において西欧の影響を受けて生まれた演劇ジャンルであり、台詞による表現と思想に重きを置いた演劇の世界を構築した。明治末に誕生し、大正時代には時代の最先端の演劇の潮流を形成、戦後には黄金時代を迎える。日本演劇を考えるうえで重要な演劇ジャンルのひとつであり、現代にいたるまで革新的な演劇活動を継続させてきた。
大正13年(1924)6月、この新劇初の専門劇場および劇団である、築地小劇場が誕生した。新劇の父ともよばれる小山内薫を軸に生まれたこの劇団は、実験的な公演を次々に手掛け、数々の優れた作品を世に生み出した。また、役者や劇作家、スタッフなど多くの人材が築地小劇場で育ち、戦前から戦後の新劇界を支えた人々を輩出もした。新劇史上、伝説的な存在である。
本年は築地小劇場創設100年の年にあたる。この記念の年に、演劇博物館所蔵の新劇関連資料を一堂に会して展覧したい。
また、新劇は多面的な演劇ジャンルであり、演劇のみならず文学・芸術・音楽・出版・放送など様々な文化領域と関わりを持っている。演劇という枠組みにとらわれず、新劇の持つ幅広い世界についてもご紹介したい。新劇とはどのような演劇だったのか、その長い歴史を振り返りつつ、改めて考える契機としたい。
- 開催日程
- 会期:2024年10月3日~2025年1月19日
休館日:10月23日(水)、11月1日(金)、4日(月)、6日(水)、20日(水)、12月4日(水)、18日(水)、26日(木)~2025年1月5日(日)、15日(水) - 開催時間
- 10:00-17:00(火・金曜日は19:00まで)
- 会場名
- 早稲田大学演劇博物館 1階 特別展示室・2階 企画展示室Ⅱ
- 住所
- 新宿区西早稲田1-6-1
- イベントURL
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- 出演者
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- 料金
- 無料
- 申し込み方法
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- チケット取り扱い
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- アクセス
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- お問い合わせ
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早稲田大学坪内博士記念演劇博物館事務所
☎ 03-5286-1829
- バリアフリー
- 車椅子
- 多言語対応
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- 登録団体
- 早稲田大学坪内博士記念演劇博物館
主催:早稲田大学演劇博物館・演劇映像学連携研究拠点