『シモン・ボッカネグラ』 新国立劇場 2023/2024シーズン オペラ
- 開催エリア
- 新宿駅西口ヴィレッジ
- ジャンル
- 音楽 演劇

貴族と平民の抗争と父娘の情愛の物語 ヴェルディ円熟の傑作
ヴェルディ中期にあたる43歳で作曲し、24年後の大幅改訂で一躍成功を収めた『シモン・ボッカネグラ』が新国立劇場初登場。14世紀に実在した初代ジェノヴァ総督シモン・ボッカネグラを題材とし、平民派と貴族派の争い、親子や恋人の愛憎が入り組むドラマが力強い音楽で一気に展開します。フィエスコの沈痛なアリア「引き裂かれた父の心は」、アメーリアのロマンツァ「暁に星と海はほほえみ」、シモンとアメーリアの二重唱、ガブリエーレのアリア「わが心に炎が燃える」、シモンのモノローグ「慰めてくれ、海のそよ風よ」、そして緊迫した重唱や多彩な合唱と聴きどころも満載です。元海賊で名総督となるシモン(バリトン)、貴族階級で厳格な性格の宿敵フィエスコ(バス)をはじめ、ヴェルディならではの男声低音キャラクターの魅力が凝縮され、上演には盤石の歌手陣を必要とする作品でもあります。
演出にあたるのは、長年オランダ国立オペラを率い、18年からはエクサン・プロヴァンス音楽祭総監督を務める、現代オペラ界屈指の演出家ピエール・オーディ。現代アートのアニッシュ・カプーアとのコラボレーションです。指揮にはイタリア・オペラへも情熱を注ぐ大野和士自らが当たります。シモンにヴェルディ・バリトンとして世界を飛び回るロベルト・フロンターリ、フィエスコにはミラノ・スカラ座をはじめ著名劇場でバスの諸役を務めるリッカルド・ザネッラート、パオロに実力派シモーネ・アルベルギーニと重厚な布陣。アメーリアにスター・ソプラノとして日本でもファンの多いイリーナ・ルング、そして恋人ガブリエーレには輝かしい声が持ち味のルチアーノ・ガンチが待望の登場を果たします。
本プロダクションはフィンランド国立歌劇場及びテアトロ・レアルとの共同制作で、新国立劇場での初演後にヘルシンキ、マドリードでの上演が予定されています。
- 開催日程
- 11月15日(水)、11月18日(土)、11月21日(火)、11月23日(木・祝)、11月26日(日)
- 開催時間
- 11月15日(水)19:00
11月18日(土)14:00
11月21日(火)14:00
11月23日(木・祝)14:00
11月26日(日)14:00 - 会場名
- 新国立劇場 オペラパレス
- 住所
- 渋谷区本町1-1-1
- イベントURL
- https://www.nntt.jac.go.jp/opera/simonboccanegra/
※新型コロナウイルス感染症の影響により、延期、または中止の可能性があります。最新の情報は主催団体にお問い合わせください。
- 出演者
- 【指 揮】大野和士
【演 出】ピエール・オーディ - 料金
- S席 29,700円、A席 24,200円、B席 17,600円、C席 11,000円、D席 7,700円、Z席 1,650円(10%税込)
- 申し込み方法
- 新国立劇場ボックスオフィス 電話:03-5352-9999/Web:http://nntt.pia.jp/
- チケット取り扱い
- -
- アクセス
- 京王新線(都営新宿線乗入)「初台駅」中央口直結
- お問い合わせ
-
新国立劇場ボックスオフィス
☎ 03-5352-9999
https://www.nntt.jac.go.jp/opera/simonboccanegra/ - バリアフリー
- 車椅子、字幕
- 多言語対応
- 英語
- 登録団体
- 新国立劇場
主催:公益財団法人新国立劇場運営財団、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
共同制作:フィンランド国立歌劇場、テアトロ・レアル